ひさしぶりのにっき。








うちの ばーちゃんのこと。





去年の1月末に脳出血で倒れて  復活した うちのばあちゃんのこと。


集中治療室に運ばれたあの日。
左半身不随で 左手足が全く動かなくなってしまってから
立つこと いや ずっと座っていることもできなかったあの頃。
ご飯を口に運ぶこともままならなかったあの頃。
言葉や文字や数字も 忘れ  
一時は 私のことも忘れてしまうのでは
という不安にかられてた あの頃。
おばあちゃんのお世話について やりすぎるじいちゃんと 
よく病院で大声でけんかしてたあの頃。
ばあちゃんのリハビリのために買った切り絵を 
結局あたしがやっちゃって それを病院の窓にはって
ばあちゃんのベッドに一緒に寝て その窓から見える小さな空を眺めてたあの頃









が   懐かしい。










あれから  2年弱。








先日、


介護度が 4 から 1に なって



今までのサービスが受けれなくなって



まだまだ 自分で立ってすたすた歩いたりはできないけれど、





なんと、


針と  包丁が使えるようになった。







そんな祖母。88さい。



また  おばあちゃんのごはんが食べれるのかー。やったー。




昨日の 祖母の様子を知ってると   今日の祖母の様子は たとえ驚いたとしても想定内。想像はつく。

だけど 倒れたときの私からすると  ぜったいに無理だと思ってた。決めてた。






生きてる限り、命ある限り、あきらめない限り



きっとやってやれないこと  なにもない。




やれることは 無限。



やるか やらないか。



やると決める。


もしくは できない と決める。







でも、  「やると決める」   という   おおげさな決意ももしかしたらいらなくて 



「今日できることをやる」  ただ それだけで



明日や あさってや  これから先の未来 







わたしは  きっと今とちがうところに いる。 






今日できることをやる   ということが  とっても大きなパワーになるんだね。








前に祖母は 「早く自転車に乗って買い物に行きたい」 なんて言ってたけど
ほんとにいつかそんな日が来たりして。